大豆

 豆類やナッツ類はたいてい皮に毒素を含んでいます。少量であればよいのかもしれませんが、その程度は不明です。健康維持のために問題です。
ともかく、豆やナッツを一切食べなくても問題なくやれることだけは明らかでしょう。それで全面的にやめます。

大豆だけは特別です。大豆もフィチン酸などの毒素が問題になります。ただし、発酵させて納豆や味噌や醤油にしたり、大量の水で豆腐のように毒抜きをすればよいのです。私は毎日のように味噌汁を飲み納豆を食べ醤油をかけて食べ、時々豆腐を食べます。健康状態も良好です。

豆腐や豆乳の作り方ですが、大豆を一晩程度水に浸けます。大豆は水をすって膨れますが、大豆の皮についた成分もかなり水に溶けだします。特に問題視されているフィチン酸もこの時水にある程度は溶けだしてはいると思います。それから水を捨てたっぷり水を含んだ大豆を煮た後に搾って豆乳を作ります。この時皮なども除去されます。この搾って溶け出した液体が豆乳です。この豆乳にはフィチン酸なども溶け込んでいると云われています。豆乳をニガリを作って固めて豆腐を作ります。この時に大量の水にさらすようです。何段階かの毒抜きがされていて皮も除去されています。

豆乳は豆腐の最後の大量の水にさらすと云う工程がありません。どの程度のフィチン酸などの毒物が入っているかが不明です。豆乳メーカーのお客様相談室にフィチン酸について問い合わせたのですが、まともな回答は得られませんでした。それで今は完全にやめています。不明なのです。

健康に拘り始めて次第に食材が限定されていき多くの美味しいものを食べれなくなっていく過程で、豆乳を使ったシチューを作っていました。鶏の胸肉を野菜と一緒に充分炒めた後に豆乳を追加投入して常温から次第に温め、沸騰させないようにして止めるというやり方で豆乳シチューを作ると絶品の料理が出来上がりました。

いまでもその味が忘れられないほどです。この料理を食べたことによる体調の変化は分かりませんでした。それでも、アンチエイジング・健康増進を目的にする時には妥協したくありませんので、やめています。

現在では、大豆の皮だけを取り去る機械も使われ始めています。健康への寄与も高いと目されているひきわり納豆は皮を除去した後で大豆を割って、それから水に浸けられます。皮が除去されるので安全性はいっそう高いと云えるのかもしれません。もっともその分だけ食物繊維は減るので便秘対策としてはやや落ちるかもしれません。

白米のように皮を取り去ると大豆も良好な毎日食べることの出来る安全な食品になるのでしょうか?
皮むき大豆にすれば豆乳だけではなく大豆そのものを使った料理も健康増進の料理になるのでしょうか?可能性はあると思って期待しています。
もっと分析してデータを公表してもらいたいものですね!

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